MAmeeの雑記伝

雑記なガラパゴス・ネタ記事多。たまにおすすめの紹介。記事毎のキャラのブレ幅大。

僕は○○自由に出せるマン

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突然ですが、僕は「鳥肌」を自分の意志で発生させることができます。

そしてさらには、出てくるのを抑制できます。

 

ネットなどで調べれば、同じような人は日本全国に結構いらっしゃると思うのだが。

僕はこの能力をなかなかに希少なものだと思っている。

 

今回、この鳥肌のコントロール能力について過去を思い出しながら、自分語りしたいと思う。

 

まず僕にこの能力が発現したのは、恐らく小学生くらいの頃。

なにも最初からいきなりコントロールできたわけじゃない。

「鳥肌」という現象を、まさに肌で感じる明確な出来事があった。

 

小学生当時、日曜の朝アニメ、初代デジモンアドベンチャーが絶賛放送中だった。

登場人物と年齢が近いことが受け入れられたのか、

当時の小学生の間ではかなり流行っていた。

 

僕もかなりはまった一人で、毎週欠かさず視聴していた。

そのデジモンアドベンチャーのあるワンシーンで、

僕は人生で初めて感動による鳥肌を体験した。

 

それは「パタモン」と呼ばれるデジモンが進化して第一部の

最大の敵を倒すシーンだ。

 

それまでパタモンは仲間内の中でも末っ子的な立ち位置で、

一匹だけ進化できずに大した戦力になっていなかった。

(パートナーである人間の少年にも原因はあったが。)

 

 そんなパタモンが、

最大の敵を相手に仲間が次々倒れていくのを前にしそこで初めて進化することができる。

 

進化後の姿は天使を模した姿で最大の敵の、

まさに天敵となり、勝利する。

 

 そのシーンをリアルタイムで見ていた僕は、

全身の肌がもう総立ちだった。ビンコだちだった。

精通より衝撃だった。

 

その時に、感動を受けた時も鳥肌が立つのだと小学生ながらに理解した。

 

そして時が経ち小学校高学年。

まだ鳥肌をコントロールできない僕は、

また新たな鳥肌シチュエーションを体験する。

 

我が母校は一階のトイレが校舎の外にあって、

渡り廊下のようなものでつながっていた。

トイレに行くために渡り廊下を歩いていた僕は、

またも人生初となる 出会いをはたした。

 

廊下のど真ん中に待ち受けていたそいつはカマドウマ。

便所コオロギの呼び名で親しまれるバッタっぽいやつだ。

 

と、僕もその時まではそう認識していた。

 

けどトイレに行くために距離を縮めるにつれ、

その認識の甘さに気が付いていく。

 

想像以上にキモかったんだろう、

横を通る時には完全に本能が回避衝動を起こして

腰は引け、体はくの字に反っていた。

 

そして終始鳥肌がたっていた。

不快感や嫌悪感でも鳥肌がたつことを理解した。

 

 そんな鮮烈な経験をした僕は、

いつからか鳥肌を自分の意志で立てられるようになっていた。

 その後この能力は年を重ねるごとに力を増していく。

 

最初は鳥肌を出現させるのに、

肩をすくめるようなモーションを複数回行わなければ力は発揮されなかった。

 

すくめる時に動く肩の部分が、リンパ線から冷気を送る

ポンプのような役割をしていた。そんなイメージ。

 

そして必要な呼吸法もあり、口を半開きの状態で「すーっ」と息を吸う。

この二つの動作により鳥肌をコントロールしていた。

 

だが、10数年経った今では全くのノーモーションで

鳥肌を発生させることができる。

 

真夏だろうがサウナだろうが。

時と場所を選ばずいつでも発生させることができる。

 

よくCMで映画鑑賞後のインタビューを

一般の方複数に行っているのを見かけるが、

僕の場合、比喩的な「鳥肌ものでした!」などうさん臭い

レビューではなく、その場で全身に鳥肌を立たせて見せることができる。

というかやりたい。

 

だがそんな映画の試写会みたいなのに行かない僕には

まったく機会のない話だ。

 

ここまで鳥肌の能力について話してきたが、

正直あまり人生において役に立たない。

 

せいぜい怖い話を聞いたとき鳥肌を立て、リアクションし

相手の気分を良くする程度だろう。

 

暑い時に鳥肌を立て納涼を図ろうとしても、

実際に涼しいわけではないから焼け石に水だし。

 

プレデターが攻めてきた時も、

熱感知できないように体温を下げるイメージで鳥肌を立てても

やはり体温は変わらないので意味がない。

 

おまけにこの鳥肌能力の最大の欠点は、

鳥肌と一緒に乳首が立ってしまうことだ。

こればかりは、どう訓練してもコントロールできない。

 

そういう、ピンク色なムードのある場面では相手を乗り気にさせる

ようなことに使えるかもしれないが、限定的すぎる。

 

 

人体の無意識下による生理現象をコントロールするという

一見漫画みたいな能力だが、結局はなんの役にもたたない。

 

いつかこの能力が日の目を見ることはあるのだろうか。

その答えを求めて僕は今日も鳥肌をたてる。

 

そして乳首もたてる。