MAmeeの雑記伝

雑記なガラパゴス・ネタ記事多。たまにおすすめの紹介。記事毎のキャラのブレ幅大。

高齢の方はなぜスマホが苦手なんだろう?

先日、ガラケーから真新しいスマホに持ちかえた

勤務先の高齢になる会長にこんな質問をされた。

 

「この~、ドラえもんモードってどうやって消すんだぃ?」

 

僕は必死に「なんかそういうアプリいれたんか?」

「そういうスマホ風おもちゃ?」

などと、頭の中で記憶に検索を掛けました。

 

が、いっこうに拾えず、このままではあまりの不可解さによる

ドラえもんゲシュタルト崩壊により脳が溶け、

空を自由に飛んでしまいそうと判断し「ちょっと画面見せてください。」

と手っ取り早い方法をとった。

 

その結果、会長が言っていたのは【ドライブモード】だった。

何を隠そう会長は滑舌と発声が壊滅的に悪いのだ。

 

「あ、ドライブモードですね解除しますよ」とスマホを操作しようとしたが、

そこでひそかに笑ってしまった。一周回ってニヒルな笑みだった。

 

上部バーのドライブやら機内モードやらありとあらゆるモードがオンになっていた。

 

僕は呆れモードになりながらも設定画面で解除していき、

会長にスマホを返し「これ以上わけわからないこと聞かれる前にどっかいこう」

とその場を去ろうとしが先手を取られた。

 

「電話かかってきた履歴みたいなの~、どうやって見んだぃ?」

 

おかしい、この人スマホにしてから一カ月は経っているはずなのに、

なんで今更そんなこと聞いてくるんだ?と、思わずにはいられなかった。

 

確かに、スマホはボタンを押すという行為すら、

視覚的に普段そこに存在しない架空のボタンを指で引き寄せる、

というクリック感のない動作がたくさんある。

 

それは、今まで現実的にボタンに触れることのできる

ガラケーしか使ってこなかった高齢の方には未知のことだろう。

でもその時の僕はそんな分析をするには至らなかった。

 

手順を教えながら着信履歴画面を出すと、

次は「かかってきた時間とかどうやって見んだぃ?」と質問された。

普通に画面に表示されているのに。

 

「これですね」と指を指すが、何を隠そう会長は絶望的に目が悪い。

 

ポケットから虫眼鏡のレンズだけをもぎり取ったレンズのようなものを出して、

画面をのぞき込んだ。

着信時刻を確認しひとしきりうなずいていた様子なので、

その場を後にしようとしたが、回り込まれてしまった。また質問が飛んできた。

 

「これ~、携帯が揺れないようになんのは~、どうやんだぃ?」

 

僕はまた必死に脳内に検索を掛けた。

「車内でのすべり止め?」「万歩計機能?」「地震速報?」

「ストラップをぶらぶらさせたいのか?」

 

ギブアップし更に聞いてみると

「音がでねぇ~、うるさくないやつだ。ちぃさく揺れるのよ」

 

マナーモードだった。何を隠そう会長は言葉選びのセンスが死滅的に悪い。

それに、右手が常に水平に揺れている。

メトロノームより正確に、ワイパーのように大胆に。

 

というか、一連の流れが線でつながった。

 

どうやらマナーモードで着信に気づかず、解除するのにいじっていたら、

いろんなモードがオンになってしまい、

その間にたくさん着信があったであろうことを発信主から直接聞いた。

と推理できた。

 

何を隠そう会長は全体的に感覚が鈍い。

それにアルコールかなりいく口なので常に縦揺れだ。

 

そんなことがあって、何となく高齢者がスマホ操作に

なかなか適合できない理由を考えていた。

 

もちろん会長は悪い例だが、慣れない人は大体似たような感じだと思う。

機会があったらそのうち考えをまとめて記事にしてみよう。