こんにちは。MAmeeと申します。
1927年はアメリカ。
「サウスランド・アイス」という会社が、氷を売る売店に
日用雑貨や食料品などを販売、毎日営業を始めたのがそのルーツ。
そう、コンビニです。
そして1962年は日本。
岐阜県多治見市国鉄多治見駅に、日本初であろうコンビニエンスストアが開店。
その後各企業の競合も相まって目覚ましい発展を続け、現在では
国内のコンビニ件数は5万件を優に超えるという。
民衆の需要に応え続け今なお進化を続けるコンビニですが。
………今この記事を見てくださっている方の一体何人程がお気づきだろう。
もしかしたら、この痛みを分かちあう事は出来ないのかもしれない。
コンビニというあまりに日常へと溶け込んだ商業施設。
民衆に寄り添う業務形態。
出来すぎである……
我々がコンビニへ依存するよう明らかに心の隙間を狙ってきている。
「ポイント」「公共料金支払い」「宅配サービス」そして「一番くじ」……
そんな耳障りの良い、一種のドラッグのようなものを提供・散布することにより
安心とお得感という妄信的なフィルターを掛けることによりその実態を
霞のごとく隠しているのかもしれない……
事実が公になり、コンビニというビジネスモデルが消滅すれば
国内においての一つの「利便性」という面に大きな穴が開く。
そうなった時の混乱の規模は想像を絶するだろう…
おそらくこの事実は不特定多数の……いいや。
その全貌を隠している、もっと強大な何かを……相手取ることになる。
そう考えるのが自然だ。
この記事をご覧頂いているあなた。
どうか、僕がこれから書き記す事があなたのためになりますように。
そしてどうか、立ち向かってほしい。
相手が、「国」そのものだったとしても……
コンビニには……
無数の静電気スポットが隠されている!
嘘じゃない。本当だ。
店舗により配置こそ違うが。
時間がない。
今回は僕の行きつけの配置を例に出す。
僕の持てる全てのコンビニ静電気を四段階評価で書き記します。
safe=基本安全
mild=狭い条件により発生
out=危険
dead=陰謀を感じる。
■dead:出入口
最初から仕掛けてきます。もう入る前に始まっている。
コンビニの手動ドアノブは殆どが大体金属むき出しの
電撃イライラ棒になっています。
昨今ではほとんどが自動ドアですがたまにあるんです。
手動(外)と自動(内)がセッションしてるやつ。
更に足元濡れてる日なんかは敷いてある足ふきに靴底を
「ザッザッ」ってこすり付けるもんだから、その摩擦で
自家発電状態です。帯電するように誘導されているんです。
その状態で金属むき出しの取って触れば当然静電気を食らいます。
分かっていても避けられない恐怖。
「ッオn゛~」と声にならない声を強制的に発せられます。
これを回避するには手先を触れない事。
肩で押し開けるしかありません。
ですがドアの向こうに人がいると危ないので、周りに
人がいないことを確認してからやりましょう。
■out:店内ごみ箱
ゴミ持参で入ってきた場合注意です。
ほとんどのゴミ箱は閉じている入口を押し上げて捨てる
パターンだと思います。
この口の板っぱちが地味な色してるくせに帯電するんです。
(筆者の行きつけは地味)
ローマの休日みたいになめてかかって手を入れようものなら持ってかれます。
出入口からこの間5秒にも満たないので傷が癒えぬまま打たれます。
「ッオn゛~」から苛立ちを孕んだ「ッチnぁ゛~」のような
強制発声をさせられます。
この真実の口に手を持ってかれたくなければ、肌が触れないように
持っているゴミで押し当てて口を開けば攻略できます。
ただ慎重に事を進めないとフタ付きの飲み物だったりした場合。
中途半端な覚悟で途中で手を離すと、フタが口に引っ掛かり
最悪中身がゴミの外にこぼれます。
真実を伏せられ働かされている店員さんの迷惑になるので
中身はきちんと空にしてから捨てましょう。
■out:店内用お買い物かご
買い物の量によって使い時使わない時があると思いますが、
こいつもoutです。ポップな色で油断させている分たちが悪いです。
プラスチックは結構電気をためやすい素材です。
かごを取る瞬間はきっと、その時に買う量を頭の中で無意識に考えて
かごを取るという選択をしています。
この時点でもう静電気に対する危機感にまで脳が回りません。
油断しきった指先を刈り取ります。
入店からこの間僅か8秒前後。
立て続けの猛攻に「ン゛ッ すーーーー」と、抜けたような。抵抗する意思を根こそ刈られたような声を発します。
「ッオn゛~」「ッチnぁ゛~」「ン゛ッ すーーーー」です。
ここで大抵の人は精神を抜け殻のようにむしばまれています。
そしてこいつの恐ろしいところは、持っているだけで体の帯電量が
増幅させられる。という点にあるのです。
あくまで僕の所感ですが。
こんなものが入口においてあるんです。
入店の流れで思考を奪い、刈り、寄生する……
巧妙かつ残虐な意図をかんじます。
危険度変更
out:店内用お買い物かご ➡ annnounn:店内用お買い物かご
■out:栄養ドリンク冷蔵棚
男女問わず疲れた体のお供。滋養強壮のオアシス。
と見せかけた捕食者です。
密に群がってきたところを食らう。
疲労困憊・満身創痍でたどり着いても忘れるなかれ、
そこは冷蔵棚。カラッカラに乾燥したそれは、ほんの少しの
きっかけで手を伸ばしたものにかぶりつく。
逃れるすべは、やはり触れない事。
冷蔵棚の金属部には決して手を触れない事。
疲れで震える手を鎮め、ドリンクのみをつかみ取る。
それができればの話ですが……
■mild:メンズ・レディースアメニティ棚
忘れ物をした、旅先で急に必要になった。
「よかった、ここにあった」
そう思ってしまった瞬間にはもう引き返せない。
思考は焦りと緊張から安堵へと変わり、無垢な子供のように
手を伸ばす。
そして手遅れになった時点でようやく闇にひそむモノに気付く。
あまり手入れのされていない商品棚。
その金属部が劣化し、ハゲた部分の暗闇からこちらをずっと
覗き込んでいたのだ。
当然やり過ごすには触れぬこと。
焦りを抑え自分を御する鉄の意思。
あなたはできますか?
■safe:雑誌コーナー
どんな場所にも救いはあります。
紙媒体が多く置いてあるからかここはセーフティーです。
束の間の休息といったところでしょう。
ここで戻って店からでるもよし。
この先の暗雲立ち込める険しい道を思うとそれも仕方のないこと。
これは「強大な何か」が設置した警告なのかもしれませんね。
『引き返すなら今だぞ』と。
さて、ここまでコンビニに潜む静電気の危険性を書いてきましたが。
この記事ではここまでになります。
まだあと8箇所もあるのです。
一度のまとまったリークは危険が生じます。
またこの記事の続きを発信できるその日まで。
あなたのコンビニライフに幸あらんことを。